現代のわたしたちの豊かな暮らしは、この地球で何万年という歳月を経て作られた限りある資源を、急激な速度で消費し得られています。
それら地球資源再生のリズムを無視し消費し続けてきた結果、地球に対する様々な問題を生みました。
それは地球温暖化、石油資源枯渇、食料不足などの問題です。
存在するものはお金を出せば買う事ができますが、存在しないものにいくらお金を積んだところで何も得られる事はできません。
太陽、土、水が育む「バイオマス」は再生可能な資源でありエネルギーです。
私達はバイオマスを徹底的に活用することにより、持続可能な地球環境の形成が出来るものと確信し、あらゆるバイオマスの持つ可能性を最大限に引き出します。
「(株)バイオマスソリューションズ」を設立したきっかけは、渡邊清掃で働いた7年間で色々な廃棄物と向き合ってきた中でした。
産業廃棄物の収集運搬は様々な廃棄物を各処分場へ運搬する仕事です。地域がら一次産業由来の廃棄物が多い道東において、いつも廃棄物の処理方法に疑問を感じていました。
「他に使い方はないのか?」、「必要があるのか?」、「これってリサイクルという名を借りた不法投棄でしょ!」と。
一次産業でもとりわけ農業地域で事業を行っていることから、農業に関連した色々な方々と知り合う機会があります。その中でも特に懇意にしていただいている大学の先生や、民間の農業コンサルの方々にそういった疑問を投げかけてみると、やはり利用方法は様々あるという回答でした。同時に再利用するための技術、利用しようとする側の意識など、廃棄物業者だけでは解決できない問題も分かってきました。
廃棄物処理業者は廃棄物処理という「ニーズ」があるから処理事業を行うわけで、誰が使うかも分からないものにコストを掛けてまでやらないという理屈は至極当然の事です。利用(購入)者は、コンビニやショッピングセンターで何が売られているかは大体分かります。しかし、いままでに存在しなかった商品、またはカテゴリーは世に認知してもらうまでには相当な時間と労力や費用がかかります。それだけに新たなリサイクル事業を立ち上げるのはリスクが伴う事なのです。もっと言うと、排出者と利用者を繋げることが難しいのです。
そこに価値の基準(前例)が無いからです。
そんな事を処理業者に訴えたところで誰もやるわけがないのです。
だから私は自分がやろうと決意し、会社を設立しました。
現在は中標津のバイオマスセンターでのオペレーションも確立されて来ており、また製造された堆肥も好評をいただいておりますが、私のミッションはまだまだこれからです。今後の私達の挑戦にぜひご期待ください。
株式会社バイオマスソリューションズ
代表取締役社長藤本 達也
会社名 | 株式会社バイオマスソリューションズ |
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役員 |
代表取締役 藤本 達也 取締役工場長 小林 雅之 |
設立 | 2008年6月10日 |
資本金 | 30,000,000円 |
本社 |
北海道野付郡別海町別海宮舞町247番地 |
バイオマスセンター |
北海道標津郡中標津町東当幌17-4 |
札幌営業所 (ウォーターリンク併設) |
北海道札幌市白石区東米里2093-9 |
従業員数 | 24名 |
事業内容 |
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沿革 |
2008年6月 株式会社バイオマスソリューションズ設立 2009年1月 中標津バイオマスセンター竣工(廃棄物系バイオマス肥料可施設完成) 2010年12月 肥料製品化施設導入 |