これまで廃棄されていた加工残渣や規格外農産物、売れ残り賞味期限切れの食品などは、廃棄をするだけでも分別・運搬・処理にコストがかかり大きな負担となっていました。これらを廃棄するのではく家畜飼料へと再資源化することで、再び「食」を生み出す場で活用されるものとなりました。
会社設立当初は堆肥化事業を主体として事業を開始していましたが、それを知った企業様から肥料化以外のリサイクルもできないか?という依頼があり、これをきっかけに飼料化(エコフィード)事業を始めました。
農産物由来の副産物は季節ものが多い(ニンジン、長いも、かぼちゃなど)ことから、飼料化してから実際に利用されるまで保存する技術(サイレージ化)が重要になります。そのため保全性を高めるための研究を大学と共同で研究を行いました。また実際に、北海道内のある農協の選果場で、規格外の野菜としてはじかれたニンジンをサイレージ化する試験を実施しました。